Health Tech Hub中四国は、地域内のリソースを繋ぐ広域連携ハブの機能を構築し、医療機器開発の支援を充実させるべく設立されました。
医療は日々刻々と進化を続けており、分子標的薬の出現以来、悪性腫瘍等に対する治療方法ならびに治療の選択のための意思決定に必要な情報も大きく変わってきました。また、疾患に対する治療戦略だけではなく、健康を維持するという「ヘルスケア」という概念も生まれてきました。 一方、医療機器においては、デジタルトランスフォーメーション(Dx)という用語が流行しているものの、革新的な医療機器は期待されているほど世に出回っていません。精密機器を生み出す「技術」と新たに生まれた「Dx」とがまだうまく交じり合えていないのが現状ではないでしょうか。
今回、「ヘルスケア」と「技術」、「Dx」そして「地方」を集結させることにより、中国地域及び四国地域におけるヘルスケア産業の勃興を目指して、Health Tech Hub中四国を立ち上げました。
当地域には次世代医療機器開発拠点である岡山大学、広島大学、鳥取大学などの医療機器開発の先進的取り組みを行うアカデミアが数多くあります。また水島臨海工業地帯をはじめとする産業拠点にはモノづくり企業が集積されております。
医療機関としては全国有数の症例数を誇る倉敷中央病院らが存在し、医療機器開発に必要な要素が十分にそろっております。
我々、Health Tech Hub中四国では、広域連携ハブの機能を構築するとともに、全国から招聘した医療機器開発事業化のプロフェッショナル人材(事業化人材・専門分野人材)と共に、ニーズ発掘から上市までの医療機器開発全般をトータルサポートしてまいります。
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